A邸
施主家族のコラージュからは農業、多世代の触れ合い、コミュニケーション,などのキーワードが抽出されました。また、配置計画として、母屋のO邸と将来の4戸の住宅エリアと農地の3つエリアを繋ぐことが求められました。母屋の建物形状をZ型にしてその中心にサンルームを配し、そこを結束点に位置付けることにより広い意味での全体配置と、O邸自体のまとまりを併せて作るデザインとなりました。Zの中心軸にはサンルームとリビングとご夫婦の寝室を配置し、南側端部におじい様おばあ様のエリアを配し、東側にはゲストルームを配置するという空間構成としました。サンルームには井戸水を循環させる水冷システムを用いています。井戸水は冬季には気温より暖かいので夏と冬の両方に寄与するシステムです。
建物概要
